終身コブクロファン宣言をした変人のブログ。 『コブクロのどっちが好きなの?』という質問は嫌いでしたが『One Song From Two Hearts』の札幌2日目で素敵な出会いをきっかけにコブクロファンからの質問なら平気……かな? になった小渕と黒田でコブクロでミノスケ社長プロデュースじゃなかったらファンにはならなかった自信あり!の『ミノスケ派』。「素敵ミノスケ」が最近の口癖。
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この間の日曜日に『スノーホワイト』と『外事警察』を観てきました。
外事警察はまたの機会に書ければ感想を上げる事にします。
さて、ネタバレも有りますので感想は閉じた先でお話します。
最初は『白雪姫』のパロディを期待して観に行ったのですが
パロディどころか素晴らしい出来で本当にスタッフさんには
申し訳ない気持ちでいっぱいです。良い意味で裏切られました。
童話の白雪姫ではとにかく、白雪姫主体でお話が描かれいますが
この映画では継母の視点でもお話が進みます。
『鏡よ鏡よ鏡さん。世界で一番美しいのは誰?』というのは
白雪姫において、とても有名なフレーズですが
その『世界で一番美しい』という言葉が持つ深さを
この年になって改めて気付く事になりその事にも目からウロコが落ちました。
とにかく、映画ではスノーホワイトと継母(魔女)の
Wヒロインが対照的に描かれていきます。
スノーホワイトが白ならば魔女は黒。
スノーホワイトが純粋な美しさを表現していれば魔女は妖艶な美しさを表現する。
魔女は不幸な生い立ちにより自ら望まずに『魔女』となりました。
それはとても悲運な事なのですが
スノーホワイトも幼い日に母と父を失い、幽閉(魔女により)されるという
悲運にみまわれます。
それでも幼い日に母から教えられた
『優しい心を大切にして。それがいずれ女王になった時に役立つから』
と教えられ、その心を常に忘れずに大切に育ちます。
そしてその優しき心、強い信念を持ってして、常に希望を失わない美しい少女と育ち
そのために魔女の生贄にさせられそうになりその場から逃げだします。
このスノーホワイトが逃げ出してからの展開も
常に波乱に満ちていて手に汗を握る展開です。
逃げ延びれるか?助かったのか?今度こそは。
そんないつもハラハラドキドキさせてもらえる展開です。
そしてこの話をさらに魅力的な物にしている要素は
狩人とスノーホワイトの幼馴染のウイリアムという魅力的な男性二人です。
狩人はワイルドな魅力があり、ウイリアムは一途にスノーホワイトを思い続けます。
この二人もまた、ヒロイン達同様にとても対照的です。
そして、毒入りリンゴを食べるのも白雪姫のお約束。
どちらがスノーホワイトの目を覚まさせるのかは
どうか、ご自身でお確かめください。
これを観ると今まで読んでいた『白雪姫』のお話が
もっと奥深い物に思えるかもしれません。
(少なくとも私はこれから白雪姫を読む際に深読みしてしまうでしょう)
なにより私はこの映画で
『普遍的な物などこの世には無い。変わらない事はつまらない。
見た目を繕ってもエゴに支配された人間というのは
真に美しい人とは言えないのだな』と思いました。
それとともに
『真に美しい人というのは、優しい心を持ち、常に自分よりも人を尊重しようという強き信念を持ち合わせているのだな』
という事も理解しました。
できれば魔女よりもスノーホワイトのような常に人を信じる事の出来る
強い心を持ち続けられる人間になりたいな。と思いました。
(美しくなるのはもう、今さら無理な話なので)
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