終身コブクロファン宣言をした変人のブログ。 『コブクロのどっちが好きなの?』という質問は嫌いでしたが『One Song From Two Hearts』の札幌2日目で素敵な出会いをきっかけにコブクロファンからの質問なら平気……かな? になった小渕と黒田でコブクロでミノスケ社長プロデュースじゃなかったらファンにはならなかった自信あり!の『ミノスケ派』。「素敵ミノスケ」が最近の口癖。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
コブクロがテーマ曲を歌うというのともろもろの理由から観ました。
ネタばれに毒舌も含まれる内容なので1話目の感想は「つづき」から。
「ブラック企業」を題材にしているという事で興味を抱いて観ました。
しかし、沢村さん演じる「三田村」が職人気質の頑固者としか見えないのはちょっと、ブラックプレジデントとは言えないかな。と。
ブラック企業の社長なら現場視察になど行かずに売り上げが上がらないのは、お前らのディスプレイが悪いからだ。と自分は動かず、「こう変えた方が良い」。という指導もせずに、これ以上、売り上げが伸びないなら、給与も支払えない。などと人の気持ちも考えずに平気で言ってのける事ができるのがブラック企業の社長ですよ。
しかも社長自らの指示によって、ディスプレイを変えて売り上げが伸びるのであれば自分の店を持ちたいと考えているような向上心の強い社員であれば、良い勉強にもなるので、それに気がつかないのであれば「辞めてしまえ」という社長の気持ちの方に理解が向いてしまうのは、もう、自分も若くないのかな。とも感じずにはおれません。
年取ったな。という言い方は負けたような気分になるので「大人になったな」とあえて言うけれど。
本当のブラック企業の社長は、自らは動かないのに無理なノルマを課したり、それが達成できなければ「社長」の地位を笠に着て、社員の前でノルマが達成できなかった人間の事を罵ったり、殴るという事もあります。
更に酷いのは、社会保険や厚生年金の制度について、理解していない頃に自分たちで保険料や年金を払いたくないために、労働時間的には社会保険や厚生年金をかけなければいけない社員にかけずに、国民健康保険や国民年金を勧めたりするような事などはよくある話です。
本当のブラック企業というのは、それだけ自分が利益を得るためになら社員の保証はしません。という利己的な社長によって運営されている会社の事であって三田村のような社長は、毒舌な社長、腹黒い社長程度でさほどブラック企業の社長とは言えないような存在です。
基本的にブラック企業の社長の思考というのは、いかに自分が働かずに楽して儲けるか。しかありませんから。
そして社員は、使い捨ての取り換え可能な道具のようにしか思っていない人が大半です。
ドラマなのでそこまでのリアリティを求めてはいけないのですが、どうも、三田村のキャラクターは憎めなくて。
というよりも自分の会社を守りたい社長の言葉としては、至極まっとうな事を言っている面もあって、なんだかモヤモヤする物があります。
半沢直樹の香川さんとか北王路さんとかの方がブラックプレジデントっぽい。と言えば、見ていた方には想像しやすいのではないでしょうか。
これなら「ブラック企業を題材に」と言わずに「ワガママな社長に振り回される周りの人々の苦労が大学を通った事によって考え方を柔軟にし、頑固なワンマン経営者から社員と協力してより良い物にしていこうと思考の転換をし、一方の若者たちは場当たり的な考えでは無く三田村と接することで『仕事とはそれを通して社会に貢献する事』と知り、何かをやる際には責任が伴うという事も学び、お互いがお互いに良い影響を与えあった結果、人として大きな成長を遂げる」というような、そういうテーマで作ればよかったのにな。などと思った次第です。
と、第一話目で散々な書き方ですが、個人的に三田村社長はどこか憎めない点があるため、ブラックプレジデントと言われても、あまりピン。と来ないな。というのが正直な感想です。
そして、ブラック企業を擁護する内容と勘違いされないかと心配だな。というのも。
あと個人的には「陽だまりの道」を「陽だまりの樹」と言ってしまいそうになるのは、もしかして小渕さん。ブラックという点で某漫画の神様からタイトルのインスピレーションもらいましたか? とツッコミたくなるのはここだけの話にしてください。(ネットで言うのもなんですが)。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
COMMENT