終身コブクロファン宣言をした変人のブログ。 『コブクロのどっちが好きなの?』という質問は嫌いでしたが『One Song From Two Hearts』の札幌2日目で素敵な出会いをきっかけにコブクロファンからの質問なら平気……かな? になった小渕と黒田でコブクロでミノスケ社長プロデュースじゃなかったらファンにはならなかった自信あり!の『ミノスケ派』。「素敵ミノスケ」が最近の口癖。
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こうも子供が大切にされていない事件を見るにつれ、心が痛む事はありません。
何よりお兄ちゃん二人は「妹なんて知らない」と、そう答えたというニュースを読んでなんとも言えない感情が湧きおこりました。
悲しいような怖いような。なんというか、本当にその子に相応しい名前も付けてもらえたのかも分からない、でも、確実に存在していたはずの赤ん坊。その子供が存在していた証明が亡くなってからされるというのが、とてつもなく怖くも感じました。
しかも守られるべき人の尊厳を守るべき親に奪われて、本当は一緒に笑いあったり、泣いたり、仲良くご飯を食べて、一緒にどこかへ出かけて、遊んで、勉強をして、時には兄弟喧嘩もしたりして。そうやってたわいもない日常を過ごせるはずだったその命が、家族に守られる事もなく奪われたという事に対して、怒りとも悲しみとも全く違う、それらが入り交ざった恐怖感を覚えました。
しかも全国的に居住が不明な児童が1000人も居るという事実にも驚かされました。
今、こうしている間にも本当はその存在を証明され、家族として迎えられ、温かい家庭の中、家族からの愛情を受け、生きる事と命の大切さを教えられるはずの存在が、それを導いていく親によって奪われているのかもしれないと思うと、そのような非道な事が出来る人の心理がやはり恐ろしくなります。
同じ人間にも関わらず、大切にされない命があるというのは、悲しいというよりも私にとっては憤りを感じる事なのですが、それよりも子供を二人育てているにもかかわらず、その下の子供を「夫の子供ではないから」とその命をあっさり捨てる事が出来た母親が、上の子供を本当に大切に育てていたのか、その辺りも心配です。
ただ、今回の件が明るみになったために母親の素行については、家庭を顧みずに旅行に行っていたとか遊び呆けていたとか暴露されている事も有りますけれど。
逆転裁判3のゴドー検事の言葉ではないですが「知らない事は罪」というのを改めて感じさせられる事件です。
誰かがその赤ん坊の存在を知っていれば生きていられたかもしれない命。守られたかも知れない存在。それが誰も知らずにいた事で救えたはずなのに救えなかったという事は本当に罪深い事だな。と考えさせられます。
でもそれを行政にばかり責任を押し付けて良い物かどうかは一概には言えないような気もします。
確かに行政には行政の責任があるので、全く罪がないとは言えません。
しかし家族間の問題については子供を守るための法律がいくら整えられたとしても介入できないデリケートな面が多分に含まれますし、学校や近所の人に、その家族と交流のある友人や知人にしても、どこまで注意をしていいか、各家庭によって子供にこう育ってほしいという教育方針もあるでしょうから、プライベートも含む子供の件についてはどこまで深く関わって良い物かどうか迷うところです。
一般的な見方をして「それは児童虐待にあたりそうだな」と思うような行為を、やんわりと指摘しても親側がそれを受け入れ、聞いてくれるような相手なら問題もないのですが、子供の事についてはそういうわけにもいかない親御さんが多いというのが事実ですし。
まあ、普通の常識をわきまえた親御さんについては、お子さんと一緒に歩いていても気に障るようなことは一切ありませんけれど。
子供が居ないにも関わらず、不当に児童手当を受給していたのはもちろん、許せる事ではありません。
しかしそれ以上に怖いのは、やはりその存在を「知らない」と言われ、命の尊厳までその一言で奪われてしまった事。
しかも自分の血を分けた兄弟に「知らない」と言われたその女児が本当に浮かばれないな。と痛感しました。
そしてその上で子供に「知らない」と大切な家族の存在とその尊厳を奪うような事を言わせた親は本当に罪深いです。
結局、こういう事件が起こるとお星様になったお子さんもそうですが、残された子供も被害者になってしまいます。
親の欲深い行動によって、子供から親が奪われるというのは本当に理不尽な話です。
せめて何も分からないお子さんになり変わりに親の子供に対する裏切り行為に対して、怒り、声を荒げてくれるような、大人が周りにいてくれる事を願うばかりです。
正しい社会的倫理と素敵な親御さんになるためには、親が教えられなかった事を変わりに教え導く存在が必要でしょうから。
だからと言って、子供にとって優しい印象がある親ならば、それを否定することなく、そういう事が出来る人が望ましいですよね。
親を否定してしまっては、子供にとっても自分までも否定されたような、そういう気持ちを抱いてしまわないとも限りませんから。
また、せっかく生まれてくる事が出来たのに親の心ない行動により、その尊い命を奪われた生きていれば6歳になっていただろう女児の冥福を祈ります。
こういう事件は本当に起きてほしくないものですね。
子供が守られない社会ってなにか間違っていると思います。
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