ツイッターでコブクロのライブでは。とかコブクロの。とコブクロコブクロ連呼してマナーについて言っていて、なにやら揉め事が起きていたのを見たので、なんだかなー。と思う所があってのこの記事です。
まあ、こういうことを書く割に、私自身が人より誉められたマナーを持って居るか。と問われると、ライブ会場で老若男女問わずに声をかけてナンパしちゃう人間なので、決して自分がマナー素晴らしいと言える人間ではありませんが、それでも少しはライブ会場や駅などを自分たちの私有物のように扱って、会場から禁止されている「場外パフォーマンス」や「ビラ配り」、「出待ち」とかは自分勝手なことで、コブクロのライブともコブクロとも直接関係の無い近隣の住民や会場の職員にまで迷惑をかけることになるから辞めてほしいな。と思うのです。
場外パフォーマンスをやる人たちは、会場に居る、入場待ちをしているファンに自分たちがパフォーマンスをすることによって「暇潰しになればいい」と、サービス精神でやって居るのかもしれませんが、会場の職員や近隣住民はその行為を「好意的な活動」とは受け取ってはくれません。
近隣住民からすると、ライブの音って騒音に近いものですよ。
コブクロの事が好きなり気になってる人ならまだしも、好きでも嫌いでもない人たちのライブについては、ライブ中でさえ、コブクロの歌よりも自分の家の中でかけてる音楽やテレビを楽しみたいのに、「ここがいいところなのに!」という所でコブクロの歌が邪魔して台無しにされて居るかもしれないんですよ。
ファンにしては、タダでコブクロの歌が聴けるなんていいじゃない。と羨ましくてもコブクロファンでも何でも無い人や「音楽嫌い」という人にとってはライブの2時間も苦痛で、「自分の楽しみを邪魔しやがって」。とコブクロ自体が邪魔な存在になって居る可能性だってあるわけですよ。
それにも関わらず、ライブ始まる前でもプロでもなんでもない素人が、がやがやガチャガチャ騒いでいたり、円陣組んで大声張り上げていたりするのは、「お前らうるさい。他所でやれ!」と苦情を言いたくなったとしても誰も文句が言えないと思いませんか?
そしてその苦情は、私たちファンでもコブクロでもミノスケ社長でもなく、会場に入るんですよね。
そうなると職員の方は、ただでさえ通常業務にイベントの業務が加わって忙しいのに、やらなくても良い苦情処理をさせられる事になり、結果を報告した後で、事故再発防止のためにも、最終的にはミノスケ社長の耳に入ることになります。
そして、非常識も度が過ぎれば「もうコブクロのファンのマナーは悪いので会場を貸したくありません」と会場側から主催者の側に対してクレームとしてあがり、ひとつの会場が借りれなくなれば、イベント運営の安全性も疑われ、信用を失いますから、自分の住んでいる地域で一つでもその主催者の主催するイベントに会場を「貸せません」となれば、そこの周辺全ての会場は貸してもらえなりますから、その時の自分が楽しめればそれで良い。というような目先の欲に狩られて自分も楽しめなくなるような事はしないでほしいな。と感じるわけです。
会場を一部の参加者の私物化するような行動や非常識な参加者が居ることによって、ちゃんと常識的な行動を取って居る人がどれだけ、その非常識な行動の「被害者」となるかという事や、およそ普通の人では想像もつかないような「普通、考えたらそんな事やってはいけないことくらい分るでしょう」という行動を考えなしにやると、どれだけ「コブクロ」の信用を損なうのかについて、気にかけていてほしいと感じます。
どんなに好き好き、言ってても好きな人の評価を落とすような行動を取っては、その好意もニセモノになってしまうこともありますよ。
ついでに2011年の札幌ファイナルでは会場で禁止されている場外パフォーマンスをやっていた人と開場前にビラ配りをして居る人がいて、2013年のライブでは事故再発防止のために軽食ワゴン車が出店していました(2015年は等身大パネルでした。2日目は強風で置けなかったけど)。
出待ちについては、撤収作業でファンに出待ちをさせないような配慮をしてくれていますね。
それと同時に2011年の出待ちの件については、携帯の方の公式掲示板に書いてしまったファンがいて、あわや炎上という危険な状態になったから、もう二度とコブクロは出待ちに対して、甘い対応はしないでしょうから、「ライブは家に帰り着くまでがライブです」なので、ライブ終了後は家へ帰るか友達と食事をしながらライブの想い出をアツく語るかのどちらかにしましょう。(無駄な事に時間を使っても何の徳も無いよ)。
またファンの気づかないところで「強制しなくても言いように」とイロイロと事故が起きないように気を配ってくれている社長にコブクロ休養宣言以上の心労をかけるような事はしないでほしいのです(何せ私はミノスケ社長派なので)。
会場だけではなく、会場の最寄駅でも同じ様な事がいえます。
会場以上に交通機関はライブとは無縁の人も利用します。
駅を我が物顔で使っているツアーTシャツを着た人たちを見たのは、2013年のツアーでの話。
下を向いて黙々と駅に設置されたゴミ箱から零れ落ちた、ペットボトルの容器を手持ちのゴミ袋に入れて居る姿も気づかずに、ライブの想い出をペチャクチャ喋りながらゴミ箱の存在を確認すると、傍で駅員さんがゴミを拾って居る姿を確認せずに、手に持ったペットボトルを「ポイ」とゴミ箱に入れ、ポロリ。とペットボトルが落ちても気にせず改札を通っていくファンの姿には、「(゚(゚(゚(゚Д゚)!?」となりました。
駅員のお兄さんだって、ポロリするなら、ペットボトルよりもお姉さんのポロリの方が見たいだろう。
私だって同じポロリならペットボトルよりもそっちの方がええわw(ただし、美乳で美人の物に限る)。
暫く、その様子をしばらく眺めていたのですが、駅員さんがゴミ拾う⇒ツアT着た人が気にせず捨てる⇒駅員さんがそのゴミを拾って捨てる⇒また別なツアT着た人が気にせず捨てる⇒無限のループ。
全然、ゴミ箱のゴミを綺麗にしたいのに、ゴミ箱が空にしたいのに、ライブ帰りの人たちはコブクロのライブの事で頭がいっぱいで全然、駅員さんの姿が見えてないんですよ。
笑うにも笑えない現状と駅員さんは他にも仕事があるのに、駅員さんに「切符を買いたい」と質問したそうにして居る人も聞けずに、近くの人に聞いてみたり、見るに見かねた人が声をかけて券売場を教えた上で自動券売機の使い方を教えたりとしている姿にも、マナーの悪いファンのせいで駅員さんの仕事が滞ってるじゃんバカーヾ(゚д゚)ノ゛となったわけですよ。
その後、人がだいぶ居なくなってから交通機関を利用して帰ったのですが、それでも駅員さんはずっと下を向いてゴミ拾いをしておりました。
そんな駅員さんの姿を2013年に見て、目に見えるところでも目に見えないところでも、人の善意によって(駅員さんは内心で激オコプンプン丸になって、あの後でいっしょにゴミ拾いしていた同僚と二人して上司に愚痴を零していたのかもしれないけど)コブクロのライブは支えられているなー。という事を痛感したわけですが(それと同時にゴミは家まで持ち帰るか捨てるなら会場内のゴミ箱に捨てよう)。と誓った記憶を基にして、今年のツアー初日と2日目に参加したのですが、その時にびっくりしたのは「駅」。
もう、2013年のライブ含めてその後も、2年ライブ帰りのお客さんとゴミ問題については悪戦苦闘してきた駅員さんたちも、ライブ会場から出るゴミについては、臨戦態勢で挑むことを決めたのか、一つのゴミ箱に対して担当者(?)が二人になっていました。
なので、ゴミ箱を整理する人、その人がゴミ箱を整理している間は「すみません。こちらにお願いします」とゴミ袋を持った人が声をかけるという、実に素晴らしい連係プレーをしていました。
しかもそうしていると、ゴミ袋を持った駅員さんがライブとは無関係な利用者の質問に答えることも出来るという画期的な発想でコブクロのライブ帰りのファンのせいで「駅を快く使えない」と言われないように配慮してくれたんだな。と。(まあ。それだけでそういう体制になったんじゃないんだろうけど)。
下を向いていた駅員さんが上を向けるように工夫をし、後ろ向きで歩いてくるライブ帰りのお客さんに対して様々な細かい心配りをしてくれる。
そういう気遣いを「そりゃ、そういうことを考えるのが駅の仕事」と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、そういう気を回らせるような必要のない事で余計なテマヒマを掛けさせたファンがいたことと自分(もちろん私含めて)達も「ついうっかり」と気を緩めてしまった場合、直接ライブやイベントとは関係のない人に、余計な労力を使わせることになりかねないので、一般常識や我を忘れてまで、遊びに夢中になるような事は自分のためにもしたくないですよね。という話です。
今回は「コブクロ」を例にして書きましたが、「常識ハズレなことをして、会場含めて直接イベントに関係のない第三者に迷惑が被るような行為はしないように、節度を持って楽しみたいものですね」という部分は、どのイベントにも共通して言える参加者が心がけた上で楽しむことの出来ることだと感じますので、「コブクロに限った話ではないですよ」という事とネットでの発言についても(イベントをインターネットに置き換えて、「常識ハズレなことをネットで書き込むとその書き込みを読んでいない第三者にまで迷惑をかける可能性もあるので、ネットで発言して楽しむ際には書いて良い事か悪い事かを吟味した上で発言し、節度を持って言葉遊びを楽しみたいですよね」となる)だけはご理解いただけた幸いです。
(ライブやネットで安易な行動や言動を取って、自分の仕事や社会的な信用を失ったというのでは、本末転倒ですし)。
私たちがイベントを楽しんでいるとき、心おきなく楽しめるように気づかないところで協力する気もなく、協力してくださっている多くの人が居ることを、そして何も言わずに協力してくださっている人の善意によって、私たちが心置きなくイベントを楽しめていることを知ってほしいな。と感じて書きました。
なのでそう言う人の善意を踏みにじることがないように、節度を持って楽しみたいですのね。(←とは自分にも言い聞かせる意味で言ったみた)。
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